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副腎疲労の原因は? ヘルペス感染症
副腎疲労の背景にある「見えない炎症」
その代表が 潜伏感染(latent infection)です。臨床でよく見られるのが ヘルペスウイルス群(EBV・HSV・VZV など)です。
これらのウイルスの特徴は 一度感染すると体から完全には消えない
神経細胞や免疫細胞の中に潜伏する
そして
・ストレス
・睡眠不足
・免疫低下
これをきっかけに静かに再活性化します。
ここで重要なのは強い感染ではないことです。
ヘルペスの再活性化は弱く・長く続く炎症を作ります。
ウイルスの断片(DNAやタンパク質)は体の自然免疫センサーを刺激します。すると炎症シグナルがじわじわ作られます。
体の炎症は
・血流
・迷走神経
を通って脳に情報が伝わります。その結果脳の免疫細胞であるmicroglia(ミクログリア)が活性化します。
ミクログリアは
一度強く刺激されると元に戻りにくいという特徴があります。
その結果、神経ネットワークに影響が出ます。
- 前頭前野→ 集中力低下
- 扁桃体→ 不安・過敏
- 線条体→ こだわり・反復思考
つまり「気のせい」ではなく脳の炎症という状態です。
慢性的な炎症はHPA軸(視床下部-下垂体-副腎)を刺激し続けます。
すると 最初はコルチゾール過剰。その後 相対的な機能低下。
いわゆる副腎疲労です。
副腎疲労が治らない・・・ そのような時には、潜在的な感染症の存在を見つけることも大事です。