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面倒くさい? 脳が引き起こす「先延ばしぐせ」の原因
「先延ばし」の原因の一つ、脳の奥深くにある「不安のセンサー」、扁桃体(Amygdala)があります。
強烈な不安や、何かをしなければならないのに、その行動を回避するのは、
脳の扁桃体が「今は緊急事態だ!」と命令を出している証拠です。
本来、脳を守るはずのマイクログリア(脳の警備員の働き)が、炎症によって過剰に働いて、
大切な神経を攻撃してしまうことで、私たちの行動はストップしてしまいます。
「マイクログリア」という脳の警備員たちの暴走
脳内にはマイクログリアという免疫細胞がいて、普段は警備員のように脳のゴミを掃除したり脳を守ったりしています。
しかし、ひとたび強い炎症が起きると、このマイクログリア(警備員たち)がパニックを起こします。あろうことか、守るべきはずの神経の軸索(神経の腕のようなところ)を食べてしまうという「暴挙」に出ることがあるのです。
生存戦略としての「お休みモード」
扁桃体にはこのマイクログリアが非常に多く、炎症に敏感です。
警備員であるマイクログリアが過剰に働いて暴れると、
扁桃体はフル稼働し、脳は「今は体の中で戦いが起きている!余計なことにエネルギーを使うな!」と判断します。
これが、医学的に「Sickness Behavior(病気行動)」と呼ばれる状態です。
- 症状: 意欲の低下、集中力の欠如(ブレインフォグ)、社交性の低下、タスクの回避 。
- 目的: 炎症を治すために、あえて「動かない」ように脳が強制終了をかけているのです。
脳の「火」を消すために
慢性炎症と考えられているコロナ後遺症や慢性疲労症候群、PANS(小児急性発症神経精神症候群)とPANDAS(小児自己免疫性神経精神障害)の方々は
すでに 頑張っていて すでに脳が炎症で大騒ぎです。
このようなときに、さらに頑張るのは至難の業です。
大切なのは「根性」ではなく「消火」です。
大切なのは「気合」ではなく「炎症の原因を探す」です。